こんにちは!
愛知県知立市お菓子教室イハナスイーツのいしかわゆりえです!
8月17日(土)に愛知県高浜市消防署で、小児の救命講習を受講してきました!
実は我が子が赤ちゃんだった時から
小児の救命講習は興味はあったものの、
なかなか行けないままでいたんです💦
子どものお菓子教室は、お子さまをお預かりする仕事。
緊急の場合に備えて救命活動を学んでおかねばと思い
何度か電話して
やっと8月に予約がとれました!
当日は4歳の息子は保育園にお世話になり、一人で参加してきましたよ!
やはり小さい子連れで受けられるような講習ではありませんでした💦
刈谷消防署では託児ありの小児救命講習もあるみたいです!
この小児救命講習、受講人数に限りがあるのと
早い時は募集開始後すぐに予約が埋まっちゃうようでした。
それでは私が実際に小児救命講習を受講してきた内容と
感想をお伝えさせていただきますね。
私がいる知立市を含め、刈谷市・安城市・碧南市・高浜市は
5市で設立した衣浦東部広域連合(きぬうらとうぶこういきれんごう)
という消防局で成り立っています。
救命講習は衣浦東部広域連合の各消防署で毎月違う署で開催しているみたいです。
詳細はこちらの公式ホームページをご覧ください。
衣浦東部広域連合 救命講習
私が受講した小児救命講習は毎月違う署での開催になっています。
(公式ホームページの講習日程をご覧ください)
もしご興味ある方はWEB講習もあるので、応急手当を学びたいと思った方は
ご自宅からでも受講が可能です!
チェックしてみてくださいね^^
小児救命講習の内容ですが、
テキストを配られ、まずは大人にも共通の基礎知識の習得です。
動画を見ながら救急救命士さんが解説してくれました。
そして人形を使った実技です。
救命処置の流れに沿って、各行動をグループで実践しました。
最初に行うのは周りの安全確認。
お部屋などなら問題ないですが道路(横断歩道)だった場合車に轢かれる危険があります!
次に意識のない子の反応をみます。
園児さん以上の大きい子なら肩をトントン叩いて
「だいじょうぶ?」「きこえるー?」と声をかけて意思のある反応があるかを見ます。
小さい乳児さんの場合「足裏」が敏感だそうで、足裏をトントン叩いて反応を見るんだそうです。
これで眠っているだけという場合もあるそうなんですが、
「迷わず119番通報をしましょう!」
自分だけでできない場合は、周りに人がいたら手伝いを求めてください。
ここで必要な手伝いは、
・119番にかける
・AEDをもってきてもらう
の2点です。
119番に繋がれば通信指令員さんが電話口で処置についても指示をくれるそうです。
いざ自分がそんな場面に遭遇したら、と恐怖に思われるかもしれませんが
119番さえ繋がれば対応に迷わなくて済むので、心強いですよね。
AEDって言われてもどこにあるの?と疑問に思われるかもしれません。
救急救命士さんに質問させていただいたのですが、
消防署、駅、公民館や市・区役所など公共施設、学校・保育園、ショッピングモール、企業などに
設置されているとのことです。
もし救急車が到着するまでに取り行けそうなのであれば応援を求める人に依頼してください。
ちなみに全国AEDマップのサイトでAEDの設置場所が探せるようになっているので
ぜひお近くのAED設置場所も把握しておいてくださいね!
次に胸骨圧迫、AEDの実習も行いました。
私のイメージでは、救命処置というと「人工呼吸」のイメージが大きかったのですが・・・
人工呼吸というのは難易度の高い処置なんだそうです。
もし心肺停止の状態で人工呼吸をしている間に、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を10秒以上止めてしまうと救命率低下につながるからとのこと。
難しい人工呼吸を無理にするよりも、胸骨圧迫を続けた方が救命に繋がると教えていただきました。
AEDは大人用・小児用と胸に張るパッドが2種類あります。
小学生以上は「大人用パッド」を貼るのがポイントです。パッドには貼る位置がイラストで表示してあるのでとても分かりやすいです!
AEDはスイッチを入れれば音声指示があるので、パッドを貼れたらあとは指示に従っていけば安心です。
最後に誤飲による窒息事故の対処法を学びました!
誤飲してのどに詰まっているため息ができないと分かった時は、
ただちに救急車を呼びましょう!
ただ、現場に居合わせた際は
できるだけの応急処置が救命率を上げることにつながります。
乳児・小児ともまずは
・背部叩打法(はいぶこうだほう)を試します!
背中を強く数回にわたって叩く方法のことです。
救急救命士さんも息子さんも、小学生の時にミニトマトを詰まらせたことがあったそうで
思いっきり背中を強く叩いたらスポン!と出てきたそうです💦
それでもだめなら
・腹部突き上げ法(乳児は胸部突き上げ法)を試します!
子どもの背後からお腹に手を回し、手をグーで握って胃を突き上げる方法ですね。
嘔吐させることで気道の詰まりを取り除くということだそうです。
それでも呼吸が無いようであれば、急いで心肺蘇生に取り掛かります。
近くにAEDがあれば、応援を頼む人に依頼すると良いです!
ここまでが今回の講習で得た知識です。
心配停止や窒息事故は、想像すると本当に怖いですよね。
でももし現場に直面した場合、自分にもできることがあるのとないのでは
命を救う確率に大きく差が出ます!
私も気になる、何か人の役に立てることがあれば・・・!と思われた方、
救命講習は東京以外の地域では消防署で無料で受講することが可能です。
(東京はテキスト代がかかるようです)
お子様がいる方も、万が一の時に我が子を守れるように受講してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!
いしかわゆりえ
コメントを残す